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 下肢コンディション不良からの復活を目指す阪神・中野拓夢内野手(25)が1日までにデイリースポーツの取材に応じ、正遊撃手を「取り返す」と力強く宣言した。安芸キャンプでは、リハビリ組でメニューをこなしたが「10割近く自分の中でも動けている」と完治間近を予告。開幕に照準を合わせており、矢野監督に「変わったな」と思われるような進化を見せる。

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 凍(い)てつくような寒風が吹き荒れ、時には雪が舞った安芸で、中野は己のやるべきことに集中していた。ミニハードルを使用したダッシュ、安芸ドーム内での打撃練習を黙々とこなす。下肢コンディション不良の影響を感じさせない軽快な動きも見られ、本人も自信を漂わせていた。

 「ほとんど10割近く自分の中でも動けていると思いますし、痛みも全く無い状態なので。今は本当に、完全に治っているといってもいいくらいの調子で来ているのではないかなと思います」

 一人の時間が多いキャンプだった。全体メニューから外れ、トレーナーが見守る中でのダッシュや体幹トレーニングを重ねていた。「(本隊と)一緒に練習している時間はほとんど無かった」と話すが、左関節鏡下肩関節唇形成手術からの復活を目指す北條の姿に目を奪われたという。

 「一緒に(リハビリ組で)練習を行っていた北條さんから、ケガから『復活してやろう』というような気持ちや雰囲気が自分にも伝わってきました。そういった(復活を目指す)背景は自分も一緒で、ケガから復帰しないといけない立場。復活するという気持ちの強さというか、(リハビリ組も)復活に向けてやるべきことをしっかりとやっているなと感じました。自分はそこをやっていかないといけないなと感じました」

 新人だった昨季は4月中旬からレギュラーに定着。135試合に出場し、盗塁王を獲得する活躍を見せた。しかし、キャンプ前に矢野監督から「ケガをしたのであれば、この世界は出られない。もう一回、奪い取らないとダメ」と厳しい言葉をかけられた。正遊撃手の座を空けて、待ってはくれない。中野は自分の置かれた現在地をしっかりと理解している。

 「全然、僕はレギュラーと確定しているわけでもない。安芸キャンプスタートという状況でもあると思うので、自分としても本当に取り返していかないといけないなという気持ちが強いですね」

 宜野座キャンプでは、正遊撃手返り咲きを狙う木浪や小幡、若手では遠藤や高寺もアピールしたが、同じポジションを争うライバルたちに「負けないためにやっている」と語気を強めた。開幕に100%の態勢を整え、はい上がりを期待する指揮官にも変わり身を示す。

 「矢野監督も期待してくれているのかなと思うので、なんとかその期待に応えられるようにしていきたい。矢野監督からも『変わったな』と思われるように頑張りたいですね」




阪神・中野が逆襲宣言 正遊撃手「取り返す」 開幕へ「変わったと思われるよう」進化誓う #hanshin #hanshintigers #npb   https://news.yahoo.co.jp/articles/3fd78a547be623d1b60043243b7d64281e13067e 



@sn_baseball_jp 矢野監督も言ってましたが 沖縄キャンプで若手の突き上げが イマイチだったと嘆いてましたね 小幡君や遠藤君.木浪選手辺りは チャンスだったのになあ 高寺君はシュア打撃が魅力ですね まだ線が細いので来年以降に 期待ですね! 中野君はオープン戦で結果を出して 開幕に間に合って欲しいです



@sn_baseball_jp 2年目にしてもう頼もしいね


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