1


阪神糸井嘉男外野手(39)が2日、沖縄・宜野座1軍キャンプ初の屋外フリー打撃で超人ぶりを発揮した。

ランチ特打に参加し、42スイングで柵越え12本。14スイング目には右翼へ推定130メートルのアーチを放り込んだ。「(状態は)いいです。ぼちぼちです」。昨季から痛めていた右膝の影響もお構いなし。福留、能見、藤川が抜け、今季チーム最年長となり「僕の下は、野手ではもう10個くらい離れる。だから年齢もサバ読もうかなおもて」と、21年初の糸井節もさく裂した。

かわいい後輩が刺激になっている。ドラフト1位の佐藤輝明内野手(21)は、同じ近大の17学年下にあたる。「同じ(奈良県)生駒で育った野人なんで、もうほんま僕も楽しみにしてます」。この日は佐藤輝もフリー打撃で場外弾を放つなど規格外のパワーを見せた。近大が生んだ野人コンビが、タテジマで競演する日が待ち遠しい。

4年契約最終年だった昨季は、右膝痛の影響で09年のレギュラー定着後最少の86試合。オフは球団史上最大の推定2億1500万円の減俸を受け入れた。「僕も確約がある立場じゃない。去年は膝に水がたまった状態が抜けなかった。それが今やっとここまで持ってきて、順調に来ている。しっかり戦力になれるようにやっていきたい」。39歳が背水の覚悟を見せた。【只松憲】




ダントツ最年長の阪神・糸井「年齢サバ読もうかな」 初ランチ特打で若々しく快音連発― スポニチ Sponichi Annex 野球  https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2021/02/02/kiji/20210202s00001173378000c.html 





続きを読む