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阪神小川一平投手が、お笑いコンビ、金属バットの下克上を願った。20日は漫才日本一を決める「M-1グランプリ2020」(テレビ朝日系)の決勝。敗者復活戦に登場する金属バットは、特異な視点から世間に毒を吐くエッジの効いた漫才を展開する。小川は大学時代からファンだったと明かし「正統派が多い中、金属バットさんは異色。優勝してほしいです」とエールを送った。

芸人たちが人生を懸けて挑む決戦を毎年見てきた。過去15大会で敗者復活戦を勝ち上がって優勝したコンビは2組。「変わってる芸風なので、優勝できたらすごい」。昨秋ドラフトでは阪神の支配下では最下位の6位で指名された小川だが、球団の大卒新人では20年ぶりに開幕1軍を勝ち取った。21試合に登板し、即戦力のポテンシャルを発揮。商売道具はバットではなく右腕でも「金属バット」の成り上がりに期待した。

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