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 新生阪神も勝ちパターンは健在だ。9月30日に兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ湯浅京己投手(23)が4200万円増の年俸4700万円でサイン。今季まで年俸500万円だった右腕の昇給率は驚きの840%。2017年オフに桑原謙太朗投手が勝ち取った463%(年俸800万円→4500万円)の球団記録を大幅に塗り替えるアツアツの更改となった。

 入団4年目の今季は59試合に救援登板し2勝3敗、防御率1・09。チーム不動のセットアッパーとして8回のマウンドを守り抜くと、リーグトップタイの45HPをマークし最優秀中継ぎのタイトルも獲得。昨季まで一軍マウンドとほとんど縁のなかった右腕にとって、文字通り飛躍の1年となった。

「自分としては抑えをやりたいという気持ちもある」と本人も語ったように、来季からは満を持してクローザーへの転向を狙う。岡田新監督も湯浅の能力を「直球とフォークだけながら、しっかりと空振りをとることができる」と高く評価しているだけに、久々の「和製虎クローザー」誕生の可能性は高そうだ。

 この1年で一気に球界を代表するリリーバーにまでのし上がった湯浅は、来春のWBCメンバーの有力候補。本大会に出場することになれば、レギュラーシーズン開幕から当面の間、チームは守護神不在の状況で戦うことを余儀なくされる。阪神は今季の開幕・ヤクルト戦(3月25日、京セラ)で1点リードの最終回のマウンドをケラーに託したが、コロナ禍による来日&調整不足も響き3失点の大炎上。ここから開幕9連敗という悪夢のスタートを味わっただけに、同じ轍を踏むわけには絶対にいかない。

 だが、来季の阪神ブルペンは背番号65不在の開幕にも十分耐えられるだろう。今季「7回の男」として湯浅と同じく勝ちパターン継投を守った浜地も52試合に登板し防御率1・14と大きく成長。ケラーも徐々に日本野球に適応し今季の夏場以降は好成績をマークした。FA権を獲得しながら阪神残留を決めた岩崎、岩貞らのベテラン左腕も当然健在だ。

 岡田監督も質量豊富なブルペン陣を効率的に運用すべく今から来季陣容を構想中。WBCの国際舞台でより大きく成長するであろう湯浅がここに戻ってくれば…。そらもう来季こそアレしてまうわ。

=金額は推定=

https://news.yahoo.co.jp/articles/40cb0998eef0afe8ee4acb1a26632070f2f3f80e


【阪神】湯浅京己が球団史上最高840%増「大勢とセーブ王争いできたら」守護神起用方針へ決意  https://www.nikkansports.com/baseball/news/202211300001122.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp  湯浅!来年も頼むで! 抑えに配置転換でセーブ王や!! 40Sくらいあげてや!



湯浅京己投手 独立リーグ出身の投手でのタイトル獲得は初の快挙 そんな彼は来季守護神を目指す 本人もヤル気満々というところ 目指す目標として掲げたのは3点 今年新人王争いをした大勢投手は やはりライバル意識が高そうです 来季の湯浅京己投手 更なる成長に期待大ですね😄🐯 pic.twitter.com/TUlLwN5NAJ


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