
阪神・矢野燿大監督(51)は18日、東京Dでの全体練習中に取材に応じ、伝統の一戦で幕を開けるレギュラーシーズンを前に、早くも開幕星を予告した。
報道陣から19日の開幕戦のイメージを問われ「最後は球児が締めて、西が笑いながら投げて、いいところでチカ(近本)が走って、ボーアが打って、(福留)孝介がタイムリー打って、パフォーマンスをいっぱいして、皆さんに楽しい野球を見せます」と自信満々に言い切った。
新型コロナウイルスの感染拡大により、開幕が3か月もずれ込んだが、就任2年目のシーズンに向け、着々と準備を進めてきた。「特別な年ですし、皆さんが苦しまれている中、僕たちがこうやって野球をやらせてもらえている。僕たちのプレーから元気や一歩、前に進む気持ちを持ってもらえるように。そういう姿を見せていく年になる」と誓った。
矢野監督は昨シーズンの終了後から今季の日本一を予告し、ファンや選手の前でも堂々と目標を言い切ってきた。この日も改めて頂点への思いを問われ「もちろん変えるものは何もない。日本一になると決めてグラウンドに出てきていますし、目標は何も変わらない」と胸を張った。