阪神・青柳晃洋投手(29)が17日、WBCに出場する侍ジャパンの「入れ替え枠」入りを明かした。この日、静岡県内で自主トレを公開。開幕投手について、岡田監督は青柳を本命としつつ、WBC出場による疲労などを懸念していたが、右腕は「入れ替え枠に入っているが、30人枠には入っていない」と告白。「タイガースの開幕に照準を合わせる」と、3月31日のDeNA戦(京セラD)への決意を示した。
昨季はプロ7年目で初の大役が内定していたものの、3月中旬に新型コロナ陽性が判明して離脱。「選ばれてすごくうれしかったし、投げられなくて、すごく残念だった」と振り返った。「投げたいし、投げないといけない」と雪辱を誓った。
昨季は投手3冠でエースの地位を固め、今オフは初めて村上、岡留ら後輩と自主トレ中。昨季は8月以降が2勝3敗で、後半戦のパフォーマンス向上へ「きついときに崩れない」をテーマに取り組む。「数字が出る部分は全てキャリアハイを」。セ・リーグ初の3年連続最多勝(パ・リーグは野茂、松坂)も視野に飛躍を目指す。(宮崎 尚行)
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