<阪神ファンアンケート>
21年は新人トリオの年だった。日刊スポーツは年末恒例「阪神ファンアンケート」をニッカンスポーツ・コムで今月20日から26日まで実施。「ファンが選ぶ2021阪神10大ニュース」では、佐藤輝明内野手(22)、中野拓夢内野手(25)、伊藤将司投手(25)の話題がそろって5位以内にランクインした。2年目のジンクスを吹き飛ばし、寅(とら)年の活躍が期待される。
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開幕投手として支持を集めたのは来季7年目を迎える青柳晃洋だった。半数近い377票を獲得。今季は自身初のタイトルも獲得。13勝の広島九里と並ぶ最多勝に加え、6割8分4厘の最高勝率と2冠に輝いた。「もっとも安定感があるのは青柳投手」(香川県70代男性)「来季も青柳投手に投手陣を引っ張っていってほしい」(兵庫20代女性)と虎党の信頼度はグッと上がった。
矢野監督は明言こそしていないが、今月のテレビ出演で「最多勝ですから。近いところにいるのは間違いないです」と語った。来季の開幕は3月25日ヤクルト戦(京セラドーム大阪)。いきなり日本一チームと激突する。青柳は今季ヤクルトに4勝1敗、防御率2・68と相性も悪くない。青柳に続く2位は高橋遥人投手(26)が170票を集めた。左肘手術のリハビリ中だが、ファンは早期合流を願っている。