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 「DeNA7-0阪神」(10日、横浜スタジアム)

 わずか3安打の阪神が球団記録を更新するシーズン25試合目の完封負けを喫した。戦力を持て余すかのような不自然なベンチ采配。デイリースポーツ評論家の岡義朗氏(68)は「攻撃面の選手起用には疑問が残り、諦めムードさえ感じた」と首を傾げた。

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 阪神は前日の悪い流れをひきずるような失策絡みの失点で、序盤に5点差をつけられる苦しい展開を強いられた。

 それでも、ベンチは小刻みな継投で追加失点を防ぎにかかり、リリーフ投手もその期待に応え頑張っていた。それだけに攻撃面で、この攻めの姿勢が見られなかったのは残念だった。

 残り10試合と少し。熾烈な順位争いを繰り広げる中で、どのチームも負けられないと思っているはず。だがこの日の阪神はどうだろう。悔いのない選手起用をし、最善を尽くしたと言い切れるのだろうか。この点に関しては疑問が残り、諦めムードさえ感じた。

 まず五回に木浪を代打起用した場面。左腕対策として山本を二塁で先発させているはずなのに、なぜ左打者の木浪を左投手の石田に当てたのか。相性なのか。それなら木浪を先発させてもよかったのではないか。

 これが最初の疑問で、その疑問は終盤に入りさらに大きくなっていった。

 ベンチには原口やロハスが控えていたが、使う気配がない。

 七回の守備から左翼に入れた植田には、八回の攻撃でそのまま打席に立たせて一飛。山本にも代打を送らず遊ゴロに倒れ、ゼロ行進が続いた。

 八回裏の守備から中野を下げ、江越を左翼に入れて植田を二塁、山本を遊撃へと回す不思議な起用も。4打数無安打とはいえ、中野を交代させた時点で、負けを認めたようにも感じた。

 序盤から大きなビハインドを背負い、選手起用が難しかったのは理解できる。木浪を使ったのは“あわよくば”という色気が出たのかもしれない。

 また斎藤に複数イニング投げさせるために7番に入れ、左翼を陽川から植田に代えたのだろう。

 しかし、負けている試合は攻撃的に。点差が開いていれば超攻撃的にというのはこの世界の定石。そのためにも早い段階でまず1点を取って、突破口を開くべきだったと思う。それをしないと何も始まらないからね。

 つまり勝っている展開と負けている展開では選手起用が違うということ。植田や江越は勝ちパターンや接戦でこそ生きる選手。打力のある選手を残しておいても宝の持ち腐れになる、その典型的な試合だった。九回に原口が出てきたときは、ほぼ決着がついていた。

 コマの使い方がチグハグで順番が間違っている。そんな印象を受ける試合だった。




もう何回もやらかしてるスタメンからの選手出し惜しみ策。 左投手相手に左の木浪代打の場面はもう完全に逝ってるなと。 阪神の選手起用に疑問符 なぜ必死に戦っているのに諦めムードが漂う?岡義朗氏が指摘(デイリースポーツ)  https://news.yahoo.co.jp/articles/88d6c39800326665c073b97f25d5bcc4a55f1fc5 



今年は矢野監督が辞めるの確定してるだけ良い  もうこんな采配 選手起用懲り懲りや 阪神ほんまは強いのに…


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