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3月下旬から4月上旬の春休みは、宿題がなく子どもが全然勉強しないという悩みを持つ保護者も多いかもしれません。そんな中、“思わず勉強したくなる”という阪神タイガース承認の漢字ドリルが注目されています。

ファンの心情を物語る例文も
「阪神タイガース漢字ドリル」(小学1・2・3年生)は、表紙が黄色と黒の阪神カラーで、子どもも大人もハマりそうな“クセ”のある例文が特徴です。その中身を覗いてみると…

「【はる】はまだ ゆうしょうがしんじられる きせつだ」(小学1年生より)

阪神ファンなら「あるある!」と、つぶやく問題です。続いて、読み仮名を書く例文では…

「【九】時に なっても まだ 二回おもて。いつ おわるねん」(小学2年生より)

なんとも切ない問題。そして、例文に何度も何度も登場するのが糸井嘉男選手です。

「糸井せん手が じ【しゃく】に ひきよせられた。なんでや」(小学1年生より)
「王【きゅう】に 糸井選手の絵があった。『なんでや。』」(小学3年生より)

考案者は熱狂的な阪神ファン
阪神タイガースへの熱い思いとやさしさがにじむこの漢字ドリルは、球団承認。考案者はPHP研究所(東京・江東区)の乾直樹さん(30)です。乾さんは小学3年生まで関西で過ごし、今も熱狂的な阪神ファン。ドリルを企画しようとした時、これまでで一番好きなもので作ってやろうと思い、阪神タイガースを選びました。

「生まれが大阪でして、大阪に住んでいるときは非常に阪神の英才教育を受けました。父親は夜寝るときに阪神のパジャマ着て寝ていたり、私自身も下着は阪神のを身に着けていたり、家の電話の着信音が『六甲おろし』だったり、阪神に囲まれた環境に育った」(PHP研究所 乾直樹さん)

乾さんお気に入りの問題を聞くと…

「“おじさんシリーズ”という例文がございまして…『おじさんが 阪神の【真】のエースは ワシやと言いはる』とか『代打わし!と叫んでいる 陽気なおじさん』という例文もございまして、おじさんシリーズがおすすめです」(乾直樹さん)

関西での売り上げは2倍。小学4年生~6年生までの漢字ドリルも計画中だそうで、発売のあかつきには必ず入れたい例文が…

「伝説のバックスクリーン3連発という出来事が阪神にはありましたので、それを4・5・6年生、高学年の漢字を使ってうまくイラスト入りで入れられたらなと思っています」(乾直樹さん)

(4月4日放送 MBSテレビ「ミント!」より)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190405-00010000-mbsnews-life

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