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阪神が延長10回に4番大山の一打でサヨナラ勝ちを決めた。接戦をモノにできたのは投手陣の奮闘がある。日刊スポーツ評論家の山田久志氏は得点力アップの必要性を訴えた。

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阪神にとっては難しい継投を強いられた1勝だった。同点で迎えた9回表は藤川がリリーフにでたが、その前の8回裏に勝ち越していればドリス投入に踏み切っていたはずだ

藤川はDeNAの走塁など攻撃面の焦りによって抑えることができたが、ブルペンでの調整は非常に難しかったに違いない。実際に投球内容は不安定で、好リリーフとは言い難かった。

阪神は、連投が続くジョンソン、ドリスをできるだけ温存したかったのだろう。本来この2枚のいずれかを9回表から投入し、その裏の攻撃に転ずるところを藤川に頼った形だった。

結果的には3番手能見を挟んで、延長10回表途中にジョンソンをつぎ込まざるを得なかった。どちらに転んでもおかしくない展開を、苦しい継投によって勝ちを拾ったといえる。

また先発西の好投は見逃せない。前回4月27日の中日戦で内角を突いた投球とは打って変わって、外角中心のピッチングに転じたのは、この日の球審の傾向も読んでのことだろう。

今後を戦っていく上で少しでも余裕のある継投をしたいが、そのために攻撃力アップは必須。このまま投手力だけで大きな連勝はしにくいだけに、どこまで得点力が上がってくるかにかかっている。(日刊スポーツ評論家)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190503-05031271-nksports-base



2019年セ・リーグポジション別攻撃力 4.28時点 10連敗のDeNAは全体的に攻撃力が低迷。本拠地が打者有利にもかかわらずプラスが少ない。阪神はマイナスが一部のポジションに集中。中日は今季も一塁・ビシエドのはたらきが素晴らしい。  https://www.instagram.com/p/BwzPJ60hb3z/  pic.twitter.com/SFnX6lhOq4



@Deltagraphs マルテがどんくらい働けるか🤔❓ そこが問題だ


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