昨季は143試合で38度の初回得点を数え、26勝10敗2分けで勝率・72・2%。初回得点率は4試合に1度を上回る26・6%の高確率をマークしたが、今季は63試合を消化して、初回に得点を挙げたのがここまで9試合。成績は6勝2敗1分けで、勝率は昨季を上回る75%。だが、初回得点率は14・3%で、7試合に1度の割合にとどまっている。6月は12試合で5勝7敗と一進一退を繰り返す中、初回得点は2日のロッテ戦で森下がプロ初の初回先頭打者本塁打を放った1試合だけ。1日の同戦では2死一、二塁の先制機で前川が空振り三振。5日の楽天戦でも1死三塁の絶好機で森下が捕邪飛、近本が一ゴロに倒れて無得点。そしてこの日もノイジーの左翼フェンス直撃の二塁打と近本の二塁内野安打で2死一、三塁としたが、原口が空振り三振に倒れた。阪神OBの中田良弘氏は「先発投手で一番難しいのが初回。去年はそこにうまくつけ込めていたけど、今年はそれができていない。大山が離脱してからは、近本と中野の打順が離れてることも影響してるんじゃないかと思う」と指摘した。近本の今季第1打席打率は58打数16安打の・276なのだが、4番に座りだした6月1日以降は・250と下がっている。中野に関しては悲しい数字が並ぶ。第1打席は56打数9安打の打率・161で、1番に9試合、2番に3試合入った6月の第1打席打率は11打数1安打の・091。これでは初回得点が入りづらいのも当然と言える。中田氏は「やっぱりチカナカが引っ付いてることを相手投手は一番嫌がるわけなんでね。2人とも足があるから、塁に出たらクイックしなきゃいけないし、不安定な立ち上がりだから、その過程でコントロールミスも出る。大山が戻ってくるまでは近本が4番を打つ構想なのかもしれないけど、先制すれば阪神は強いんで、1番・近本、2番・中野に戻して、4番は長打のある森下や調子のいい渡辺という選択肢もあっていいと思うね」との私見を述べた。阪神は今季、先制した32試合で23勝8敗1分けの勝率・742を誇るが、先制された31試合では7勝21敗3分けの勝率・250と正反対の数字が並ぶ。中田氏は「理想は初回にチカナカの連打で無死一、三塁のチャンスをつくる。もしくは安打、四球から盗塁や犠打を絡めて1死三塁。クリーンアップを迎えるところで相手が前進守備ではなく、通常シフトを敷く可能性が高い場面で、ヒットでなくても犠飛や内野ゴロで1点を奪う。こういったノーヒットで先制点を奪うといったパターンを今年はなかなか見られてない。こういう形を作るためには、近本と中野が1、2番を形成するのが一番だと思う」と、打順を元に戻すことも打開策のひとつではないかとした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ae1b098bf076a6a8b355be95ec32ccbf3a0575b
1: 名無しさん@\(^o^)/ 2024/06/15 (土) 04:52:36.672 ID:0FctWiqAlt
中田さんの言うように初回に得点が入らなくなったのは近本・中野の並びを崩したから。2人のどっちかが出てそれを森下で返すという流れで昨年は勝ってきたけど、今年は何を迷ってか近本を4番にしてその並びを崩したんだよな。 岡田監督は西武戦であの打順が機能したといってたけどどこが?って思った
2: 名無しさん@\(^o^)/ 2024/06/15 (土) 04:56:36.211 ID:8QwlsSdXZc
今年の岡田監督は打者の入れ替えをやりすぎているように思う。 結果が出ないので仕方の無いことかも知れないが、左対左、右対右とか相手投手によって使い分けすぎている。 これでは皆が代打の様な扱いに感じてしまう。