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セ・パ交流戦が25日に開幕する。近鉄、日本ハム、楽天で監督だった梨田昌孝氏(67=日刊スポーツ評論家)がセ・リーグで首位を走る矢野阪神の展望を語った。

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開幕から好調をキープしてきた阪神が交流戦で負け越すとは考えにくい。パ・リーグ6球団と比較してもチームの戦力層が厚く、どのチームとも互角以上の戦いができるとみている。

パ・リーグはソフトバンクが千賀、森、グラシアル、西武が外崎ら主力を欠いているように戦力ダウンのチームが目立つ。阪神はマイナスの要因が少ないだけにチャンスだ。

これまでの交流戦では苦手意識が感じられた。今シーズンはセ・リーグで首位を走ってきただけに、“アレルギー”を感じることなく、自信をもって戦えるはずだ。

ベンチワークも昨季は開幕から選手の入れ替えが激しかった。今年の矢野監督は選手を信頼して起用しているのがうかがえるし、投打にメンバーを固定できるのは強みだ。なにより勝ちパターンをもっているのは大きい。特に守護神スアレスの存在は際立っている。パ・リーグでは松井(楽天)が目立つぐらいで、後半勝負でも優位に立てる。

また「打」では大山の復帰はプラス材料だ。ビジターの西武、日本ハム、楽天との戦いは「DH」が採用されるが、糸井、ロハス、陽川らが控えて引けをとらない。

気になるのは交流戦前の広島3連戦が相手チームにコロナ感染者が続出したことで試合を消化できなかったことだ。ゲーム勘をとり戻すのは個人差があるが意外に影響を及ぼすかもしれない。

初戦のロッテは「長打力」「機動力」も備わって粘り強い戦いをしてくる。いかに好調の荻野、中村奨を抑えるか。マーティンに外角の甘い球は禁物、レアードの勝負強さも封じたい。

その点は、先陣を切る西勇にかかってくる。ここのところ疲労もあってか、ストライク、ボールがはっきりして本来の制球力を欠いている。ロッテ打線を封じてチームに弾みをつけたい。

打線は糸原の離脱は痛い。1番近本をはじめ、セーフティーバント、エンドランなど「足」を絡めた仕掛けで得点につなげたい。マルテ、サンズの外国人も打ち勝つためのカギを握っている。(日刊スポーツ評論家)




【梨田昌孝】阪神、交流戦は後半勝負でも優位 際立つ守護神スアレスの存在(日刊スポーツ) #Yahooニュース  https://news.yahoo.co.jp/articles/7ab5ad764ae63026b9c666f21308b28e856d0d3a  実際に見ていても打たれそうな気がしない。すごい投手がいてくれているものだ。 #hanshin



【梨田昌孝】阪神、交流戦は後半勝負でも優位 際立つ守護神スアレスの存在(日刊スポーツ)  https://news.yahoo.co.jp/articles/7ab5ad764ae63026b9c666f21308b28e856d0d3a  西が悪いのが気になる…5月は同じような打たれ方。もっと走らんとあかんのとちゃう❓審判のせいにするなよ🤣


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