1


<ヤクルト5-9阪神>◇27日◇神宮

プロ1号は特大のバックスクリーン弾だった。阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)がヤクルト戦の1回にプロ初安打、初本塁打となる推定130メートルの1号2ランを放った。

阪神の開幕2戦目での新人本塁打は最速タイで、ドラフト制後では最速。12球団ルーキー一番乗りの放物線で、すべての野球好きを喜ばせた。矢野監督も「想像を超える選手」と驚く怪物ルーキーの活躍で、2年ぶりの開幕2連勝となった。

    ◇   ◇   ◇

快音とともに白球が神宮の空に高々と上がった。中堅手塩見はすぐに追うのをあきらめ、打球はバックスクリーン最上段にぶち当たった。「打った瞬間にいったと思いました。最高に気持ちよかった。これでプロとしての1歩目を踏み出すことができた」。球場がどよめく中、佐藤輝は堂々とダイヤモンドを1周した。

開幕2戦目、5打席目で飛び出した初安打が初本塁打。91年に同じく初安打を本塁打で刻んだ矢野監督は「俺と比べるなよ。レベルが違う。あいつなんか打ってもビックリしないだろ」とおどけ、「想像を超えるというか、期待に応える魅力がある」と怪物ルーキーのすごさを改めて感じた。

「野球で本塁打が一番面白い」と本塁打にこだわり続け、ここまで来た。2年前、奈良・生駒市の近大グラウンドで右中間場外へ佐藤輝の打球が飛び出し、民家を直撃した。住民に危険が及ぶため、数百メートル奥の山に囲まれたグラウンドにチームごと練習場を移った。だが、昨秋に佐藤輝が引退すると、また元のグラウンドに戻り、右中間ネットを高く増設する「佐藤ネット計画」も消えた。近大・田中秀昌監督(64)は「佐藤以外にあそこまで飛ばすやつはいませんから」と笑う。母校の練習場すら左右する規格外のパワーだった。

ドラフト前の昨年10月、佐藤輝はYouTubeでヤクルト時代のバレンティンが神宮で「大暴れ」する動画を見た。「60本打った時の映像。ボール球だろうが運ぶ感じで、見ていて楽しい」。13年にプロ野球記録の60発を放った助っ人は、バックスクリーン上の看板へ推定135メートル弾をぶち当てていた。それから半年後、当時の大学生が同じような特大アーチを描いた。

田中監督は「プロで下半身の使い方を教えてもらったことで、しっかりボールとの間が取れている」とプロでの進化を説明。もともと変化球を打つのはうまかった佐藤輝が、下半身主導でグッと我慢できる打ち方を身につけた。プロ1号は左腕田口のスライダーを下半身で粘って待って捉えた。ヒーローインタビュー。佐藤輝の言葉はプロの自覚にあふれた。「今年こそ優勝を目標に、その戦力に少しでもなれるように頑張っていきます」。地元・西宮で育った男は「今年こそ」と虎党が優勝を待ちわびていることを知っている。【石橋隆雄】




エピソードえぐいなwww 阪神佐藤輝明の飛距離は人命関わる 大学時代の証言 - プロ野球 : 日刊スポーツ  https://www.nikkansports.com/baseball/news/202103270001339.html 



近大時代から、そのパワーは規格外でした。 阪神佐藤輝明の飛距離は人命関わる 大学時代の証言  https://www.nikkansports.com/baseball/news/202103270001339.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp 


続きを読む