<推しポイント:第2回>
<練習試合:阪神8-5日本ハム>◇9日◇かりゆしホテルズボールパーク宜野座
阪神取材班がキャンプで興味を持ったテーマ、事象を取り上げる随時企画「推しポイント」。第2回は高卒2年目の井上広大外野手(19)の進化する打撃にスポットを当てる。
この日の試合は矢野監督の「一番下から。そんなに甘くない」というメッセージを受けて9番指名打者で出場。5回の2打席目には日本ハム鈴木健のスライダーをジャストミートし、痛烈な二塁打を放った。
佐藤輝に負けじと放った長打だったが、井上は左飛に倒れた2回の1打席目に手応えを感じていた。カウント3-0からの4球目。先発西村のファーストストライク、144キロ直球を振った場面だ。「3ボールからボール球を見逃さないといけないなかで、ストライクのボールに対して、何も考えずにじゃないですけど、スイングできたことが一番良かった」。ミスショットにはなったが、直球に自然とバットが出た。
第2クールでは、矢野監督からアドバイスを受ける場面が目立った。同監督は「まっすぐをどうとらえるかっていうのをやっている」とその内容を明かしている。「うしろにタイミング良く飛ぶファウルとか、フライ上がるとか、そういう凡打は最高やから。前に飛んだらホームランになる」。直球をしっかりと振れるポイントとタイミングを体に染みこませている。
8日の打撃練習を見た矢野監督は捕手目線で「見ていて怖い」とも語った。間違ったらホームラン。そんな雰囲気が出てきた。【桝井聡】
今日の阪神タイガース。
vs日本ハム練習試合。
佐藤輝明、ナイス初ヒット。スイングが阪神の選手とは思えないね。
井上も3ボールから打って左飛だったけどあれがよかった。それで次の打席ヒットだったからね。
糸原は覚醒してる。今んとこ安心感ある。
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