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 「ドシャーン!」。阪神2軍の鳴尾浜球場に衝撃音が響いた。犯人はルーキーの2人だ。ドラフト3位の井坪陽生(ひなせ)外野手(17=関東第一)と育成ドラフト1位の野口恭佑外野手(22=九産大)が22日、新人合同自主トレ後に居残りでロングティーを敢行。午後4時前から開始し約45分、トス役と交代しながら交互にバットを振り続けた。

 とりわけ、「筋トレが趣味」という野口のパワーがさく裂していた。一塁後方からスイングすると打球は軽々と中堅後方の緑のスコアボードに直撃。それも何度も何度も、だ。なかにはスコアボードを越える特大の当たりもあった。

 前日21日には今季高卒4年目を迎える井上のロングティーに熱視線を送っていた。年下だがプロで3年プレーした“先輩”に刺激を受け、熱くバットを振った。

 井坪も鋭いスイングで強い当たりを連発させていた。この日は恒例の3000メートル走をこなし疲労もたまっていたはずだが、関係ない。たった2人の居残り練習。夕暮れの鳴尾浜に衝撃音が響き続けた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/42ab7fcb64c0156a7579a3738a9d0587aa306e78


【本日の鳴尾浜】夕日の中、最後まで練習を行っていたのは誰でしょうか??🙆‍♂️ #阪神タイガース #鳴尾浜 pic.twitter.com/qnhfztiWgM


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