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 ◇セ・リーグ 阪神―広島(2020年10月21日 甲子園)

 阪神先発の青柳は危なげない投球で5回2/3を1安打無失点で7勝目の権利を持って降板した。

 初回は先頭の田中広に左前打を許し、続く羽月が犠打で1死二塁と得点圏に走者を背負ったが、3番・鈴木を空振り三振。4番の松山も内角カットボールで空振り三振に仕留め、ゼロで切り抜けた。2回以降はカットボール、シンカーなどの変化球を有効に使い、低めに集めて広島打線に的を絞らせなかった。2―0の中盤6回は1死から羽月に四球を与えたが、続く鈴木をツーシームで空振り三振を奪い、2死としたところで交代が告げられた。

 8月27日の中日戦を最後に5連敗中。勝ちに飢えていても、「いい投球をして、抑えている姿をファンのみなさんに見せられるように」と目の前の一戦に集中した右腕が、しっかり先発の役割を果たした。  




先発の青柳晃洋投手は6回途中1安打無失点で降板しました。久々の勝利投手へ、権利を持ってマウンドを降りました‼️ #阪神タイガース #青柳晃洋 #甲子園 #広島東洋カープ pic.twitter.com/TVcpvZCL4P



青柳さん、5回投げて1安打無失点。6回は一ゴロ四球三振と投げたところで継投。うーん…


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