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2022年、虎の新オプションや!! 阪神は5日、楽天とのオープン戦(甲子園)に2-8で敗れたが、「1番・右翼」の島田海吏外野手(26)が2安打1盗塁、「3番・中堅」の近本光司外野手(27)が1安打1打点をマーク。矢野燿大監督(53)は機動力アップを見込んだ快足コンビに手応えを示した。相手を惑わす〝足攻め〟で、あっという間に得点を奪う。

虎の韋駄天のスピードメーターが、プレーボールの合図と同時に振り切れる。「1番・島田」「3番・近本」の快足コンビが機動力をいかし、相手バッテリーを震え上がらせる。2022年の虎の新オプション構想を矢野監督が明かした。

「島田が(1番に)入ってくれたら、そういう打順も組めるんで。相手にとっても足もあるし、嫌なものになる打線になってくれるかな」

大敗のなかで、〝足攻め〟という新たな攻撃パターンの輪郭が浮かび上がったのは八回だ。1死二塁から島田が右前打でつなぎ、二盗に成功。1死二、三塁となり、糸原の一ゴロの間に三塁に進むと、近本の中前適時打で2点目のホームを踏んだ。

2月27日のヤクルト戦(浦添)に続き、1番で起用された試合はこれで2戦連続マルチ安打。50メートル5秒75を誇り、昨季は57試合で8盗塁を決めた。今春キャンプから打撃力も着々と向上中で「もっと嫌らしい打者になれるようにやっていきたい」と力を込め、指揮官も「中身がしっかりあった打撃。球数を投げさせるとか、そういうこともできている。こういう感じでいってくれれば面白い存在になる」と目を細めた。

背番号53が1番に定着し、昨季30盗塁でタイトル獲得の中野が万全の状態で復帰して2番を務め、そして3番に近本が入れば、一瞬で点が奪える〝快足トリオ〟が完成する。セ・リーグ随一の機動力に加え、昨季チームトップの打率・313をマークした近本の打撃の安定感が得点につながれば、虎の新たなストロングポイントになる。

矢野監督は「チカ(近本)は1番でも3番でもいけると思う」と適性を分析し、「3番でも積極的に今まで通りいってくれたらいい。出ること、かえすことを極端に意識することなく自分の打撃をしてもらえればかえす打撃になるし、チャンスを広げることにもなる」と期待した。

チームは2021年に12球団トップの114盗塁を決めただけに、この強みを生かさない手はない。島田も新打順のキーマンとして猛アピールを続けていく。目にもとまらぬ速さで、試合の主導権をがっちりつかむ。(新里公章)







(阪神ファンが)嫌な(気持ちになる)打線  https://twitter.com/sanspo_tigers/status/1500250429967724544 





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