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 ◇〇阪神5―4巨人●(4日・甲子園)

 プロ12年目の阪神・西勇が巨人から初勝利を挙げた。開幕戦以来となる「伝統の一戦」で、六回まで被安打1とほぼ完璧な投球。それでも八回途中4失点での降板に「最後まで投げられず悔しい」と反省した。

 鮮やかな一回の投球だった。先頭の坂本を外角のスライダーで空振り三振に仕留めた。続く松原は沈む球で一ゴロに打ち取る。3番・亀井は速球で押してファウルで追い込むと、再び沈む球で空振り三振を奪った。スライダーとツーシームを内外に制球良く投げ分けてタイミングを外し続け「序盤から投げたい球を投げられて試す球も試せた。良いリズムで投げさせてもらった」と振り返った。

 一昨年のオフにオリックスから阪神に移籍し、自らを「外様」と表現する。それだけに「これまで『伝統の一戦』を重く受け止めていなかった」と打ち明ける。気持ちが変化したのは、今季限りの引退を表明した藤川が1日の記者会見で巨人戦を特別な舞台だと強調したことだ。「(藤川)球児さんの言葉で改めて大事な試合だと感じ、思いを受け止めた」という。

 通算89勝目で、これで古巣・オリックスを除く11球団から白星を手にした。「どのチームが来てもいいように準備をしている」と西勇。巨人との4連戦の頭をエースの力投で取り、独走に待ったをかけた。【田中将隆】




阪神勝った!🐯 阪神勝った!🐯 阪神勝った!🐯 先発西勇輝投手 ジャイアンツ戦初勝利!! 11球団からの勝利おめでとう! #阪神タイガース #とらほー  https://twitter.com/tigersdreamlink/status/1301854710861766656  pic.twitter.com/7ArCF2KXMp



西さん11球団勝利おめでとー🤗👏👏 あと、オリだけ!!!


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