【阪神】北條史也が2本の適時打で難敵・宮城を撃破
○●が13試合交互に続く球団最長の“オセロ記録”
◆日本生命セ・パ交流戦 阪神2―1オリックス(2日・甲子園)
昇格即スタメンの北條史也内野手が2本の適時打を放ち、阪神が“関西ダービー”第2ラウンドを制した。開幕5連勝中だった難敵・宮城に黒星を付け、オリックス戦の連敗は引き分けを挟んで3でストップした。
両軍無得点の2回2死二塁。北條が宮城の150キロ直球を左前へはじき返すと、二塁走者・中野が一気に三塁を蹴って本塁へ気迫のヘッドスライディング。送球が中野のヘルメットに当たってそれ、先制点を奪取した。北條は5回1死一、二塁でも再び左前適時打。矢野監督のスタメン起用がピタリと的中した。
投げては先発の秋山が6回途中8安打1失点の粘投。この日まで54試合でわずか8三振だった吉田正から2三振を奪うなど、要所を締める投球でチーム最多タイの5勝目を挙げた。
チームは5月14日の巨人戦(東京D)から○●が13試合交互に続く珍現象が発生。1996年などの12試合を超えて球団最長の“オセロ記録”となった。