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<セ・CSファーストステージ:DeNA1-0阪神>◇第2戦◇9日◇横浜

 勝つしかない! 矢野タイガースが一転、窮地に追い込まれた。

 先勝して臨んだ「2022 JERA クライマックスシリーズ セ」ファーストステージ第2戦。“今季9度目”の0-1負けで、突破への逆王手をかけられた。10日の第3戦で引き分け以下なら、その時点で矢野燿大監督(53)が率いた4年間が幕を閉じる。指揮官は運命の一戦の先発を6年目右腕の才木浩人投手(23)に託し、必勝を期した。

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 雨が降りしきるハマスタでDeNAに逆王手をかけられた。スコアボードに刻まれた9個の0。快勝で初戦をもぎ取り、勢いに乗って臨んだ第2戦のはずが、レギュラーシーズンから“今季9度目”の0-1完封負け。一気の押し出しでファーストステージ突破を目指したが、逆に土俵際まで追い込まれた。第3戦に引き分け以下ならその瞬間、4シーズンに及んだ矢野阪神が終わりを迎える。

 先発の大貫に7回途中まで2安打。佐藤輝、原口が2三振し、7回の1死三塁の同点機では期待の近本と大山が凡退した。計14三振はポストシーズンでセ界ワーストだ。矢野監督も悔しさを隠せなかった。「(大貫は)ちょっと乗せてしまったかなっていう感じはあったけど、回を追うごとにコントロールも良くなった。三振? 三振もアウトも一緒やろ」と唇をかんだ。

 今日10日の第3戦、勝つしか下克上日本一への道は開けない。指揮官が命運を託したのは、6年目右腕の才木だ。右肘のトミー・ジョン手術を経て7月の中日戦で3年ぶりに1軍登板し、涙の復活を遂げるなど4勝をマーク。2軍監督時代も含め、はい上がってきた姿を間近で見てきただけに迷いはなかった。「前向きなヤツなんで、どんな状況でもポジティブに捉えられるマインドを持ってる。ある意味、意気に感じて投げられるタイプ。そういう気持ちで投げてくれたら」。 才木も気合十分だ。「すごく大事な試合。しっかり良い流れを先発でもっていけるようにしっかりピッチングできたら」と引き締めた。スタンドが真っ青に染まる敵地横浜でも動じない。「クライマックスこその雰囲気もあると思う。楽しみたい。初回が大事になるので、0点で帰ることを一番に、いけるところまでしっかり投げられたら」。

 矢野監督は才木への援護を求めた。「明日打ってくれると思う」。10・10がラストゲームとなってしまうのか。運命の一戦を前に「ずっと大事な試合なんで。別に明日も今日も変わらない。明日も全員の野球をするだけ」といつもの言葉を繰り返した。矢野タイガースのドラマには、続きがあると信じたい。【桝井聡】

 ○…井上ヘッドコーチが第3戦DeNA先発の浜口攻略へ策を練る。今季は4試合対戦して2勝2敗。防御率1.82。だが「もともとはそんなに不得手な投手じゃない」と話すように、昨年は1勝3敗、防御率5.49と打ち込んだ。「早いうちに1打席目、2打席目に悠輔(大山)に1本出てくれたら流れもくる。今季打率3割3分3厘(6打数2安打)、1本塁打、3打点と好相性の4番に期待した。




三振もアウトも一緒やろ 矢野コメの中でも余裕で上位に入るくらいすき



【阪神】矢野監督「三振もアウトも一緒やろ」14三振完封負けでCS1勝1敗/一問一答(日刊スポーツ) #Yahooニュース  https://news.yahoo.co.jp/articles/2b48c2f56827e6f7699a67ec3d08f42b7267b06e  ちょっと何言ってるのか分かんない


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