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 来年は内野手も! 守備の名手に贈られる「第51回三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式が29日、都内のホテルで行われ、阪神近本光司外野手(28)が2年連続の受賞を果たした。昨年に続きチームでは単独の選出。来季は17年に三塁で選出された鳥谷敬氏(41=日刊スポーツ評論家)以来、5年連続で遠ざかる阪神内野手陣との同時受賞を願った。

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 晴れの表彰式に、同伴できるパートナーがほしい。近本が、内野の名手誕生を熱望した。

 「去年も1人だったので。守備なので、失策数がすごく言われているので、何とか内野手から出る状況になればいいなと思っています」

 阪神の内野の受賞者は、17年の三塁・鳥谷敬までさかのぼる。60年代は二塁・鎌田実、三塁・三宅秀史、遊撃・吉田義男ら「100万ドルの内野陣」と呼ばれる守備陣がいた。85年の日本一時は、一塁のランディ・バース、二塁・岡田彰布、三塁・掛布雅之、遊撃・平田勝男が堅守で投手陣を支えた。2000年代に入ってからも、遊撃部門で鳥谷が5度ゴールデン・グラブ賞を受賞。各年代に「名手」が存在し、守備陣をけん引した。今では、内野手だけの責任ではないが、18年から5年連続12球団ワーストの失策数を記録。優勝を逃す要因にもなってきた。新たな名手の誕生を近本も願う。

 自身については「昨年は初受賞でうれしかったけど、今年も今年でうれしいです」と喜んだ。天候の影響を受ける甲子園を本拠地にしながら、守備範囲の広さを生かしたスーパーキャッチで貢献した。

 「センターに飛んだらアウトになるんだなというふうに思ってもらえるような選手になりたいっていう。ずっと取っていきたいなって思ってる賞です」

 数字で測れる打撃部門と違い、記者投票で決まる同賞は「名手」の印象もプラスに働く。近本ならアウトにする-。ワンプレーの積み重ねが受賞につながる。

 「プロ野球選手である以上は、やっぱプロ野球選手だなって思ってもらえるようなプレーが大事だと思うので、そういう能力をどんどん伸ばしていきたいなと思います」

 試合前にはチームスタッフの“助け”を借り、実戦に近い守備練習を実践。捕球体勢をとったときにあえて視界に入ってくるような動きをしてもらうなど、実戦勘を高める工夫を重ねてきた。来年も「また違う、何かレベルアップできるようなことを考えてやっていきたい」と思いを巡らせる。

 阪神外野手の連続受賞は、03~06年の赤星憲広以来。球団歴代最多7度の受賞を誇る新庄剛志、6度の赤星らのように、今は守りでも近本が看板だ。【堀まどか】

 ▼72年から始まったゴールデングラブ賞(85年までダイヤモンドグラブ賞)で、阪神の内野手(捕手を除く)では、17年の鳥谷(三塁手)以降、5年間受賞者が出ていない。5年以上内野手の受賞者が出なかったのは、95年~02年の8年に次ぐブランク。01年以降のセ・リーグの受賞者を全ポジションでみると、最も多くの受賞者を出しているのは延べ50人の中日。阪神は同30人。最少はDeNAで同10人にとどまっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e8fa0e054cb1b09affdb7aece3fd8b5be07ed787


鳥谷が最後って… 悲しいわ(;つД`) 【GG賞】阪神近本光司「何とか内野手から出る状況になれば」17年鳥谷敬以来の名手誕生熱望(日刊スポーツ)  https://news.yahoo.co.jp/articles/e8fa0e054cb1b09affdb7aece3fd8b5be07ed787 



大山さんの一塁は上手いし、中野さんの二塁もワンチャンある。 【GG賞】阪神近本光司「何とか内野手から出る状況になれば」17年鳥谷敬以来の名手誕生熱望(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース  https://news.yahoo.co.jp/articles/e8fa0e054cb1b09affdb7aece3fd8b5be07ed787 


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