「阪神0-2オリックス」(13日、甲子園球場)球界屈指の好投手を相手に、阪神・坂本誠志郎捕手(29)が孤軍奮闘のマルチ安打で意地を見せた。テンポよく山本がアウトを積み重ねる中、「追い込まれたらきついなと思ったので、早い段階で打てる球を打ちにいきました」と積極的な姿勢が奏功。2本目の内野安打ではビッグチャンスも演出したが、得点にはつながらなかった。まずは五回2死の打席。直球を中前へ運んで、チーム初安打をマークした。七回は2死一、二塁で初めて得点圏へ走者が進んだ場面。再び直球をはじき返した。三塁・宗がジャンプで合わせるも捕球しきれず、一塁へワンバウンド送球。オリックス側のリクエスト要求も判定通りのセーフで満塁機を作った。村上の力投をリードするも、援護点は取れなかった。「いいピッチャーだから勝てなかったとか、言いたくない。そういうピッチャーに勝っていくだけのものは(村上は)持っていると思うし、負けたことが悔しい」。緊迫の投手戦に刻まれた黒星に唇をかんだ。
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阪神・坂本 1人だけ山本由伸撃ち2安打 力投の村上リードも「負けたことが悔しい」
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