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 2年目のジンクス打破に向け、阪神の伊藤将はけん制とクイック投球の強化でさらなるレベルアップを目指す。27日は鳴尾浜で自発的に一塁、二塁へのけん制の練習に取り組んだ。

 「1年間やって盗塁とかも結構されたシーンがあった。やっぱりそこの技術も上げないといけないと思ったので、意識してやっていこうかなと」

 3月31日広島戦でのプロ初登板初先発時もけん制で2度走者を誘い出すなど、けん制において苦手意識はない。「速いけん制があれば外野に(打球が)いっても1本では(本塁に)還られない可能性がある。しっかり磨いていきたい。クイックもちょっと遅いので、そこも速くしていかないといけない」。ルーキーイヤーに2桁10勝を挙げた左腕だが、真価が問われる来季に向け、抜かりはない。



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