「2軍練習試合、阪神-広島」
(6日、鳴尾浜球場)
昨年10月に左肘手術を受けた阪神・島本浩也投手(27)が239日ぶりに実戦復帰登板を果たした。19年10月11日のファイナルS・巨人戦(東京ドーム)以来の登板で1回無安打無失点。昨季、自己最多の63試合に登板し、リリーフの屋台骨を支えた左腕が、復調の兆しを感じさせた。
桑原、伊藤和のバトンを受け、三回からマウンドへ。淡々とテンポ良く投げ込んだ。先頭の中神を141キロ直球で遊ゴロに打ちとると、続く羽月には1ストライクから2球目にスライダーを解禁。3球目で中飛に打ちとった。最後に大盛は決め球に内角から曲がる122キロスライダーを投じ、見逃し三振に抑えた。
安芸でのキャンプ中も一進一退の状況が続いていたが、焦らず「万全の状態で戻りたい」と懸命なリハビリを続けてきた。昨季は防御率も1・67と抜群の存在感を示していた左腕がこの日、復活への大きな一歩を記した。
今季の目標は「勝利の方程式」入り。島本が完全復調となれば、虎の救援陣に厚みが増すことは間違いない。
@toratele 中継ぎ強い笑
@toratele @TigersDreamlink 中継ぎもう選べなくね?みんな良すぎてw