
◆日本生命セ・パ交流戦 楽天2―3阪神(11日・楽天生命)
阪神のロベルト・スアレス投手が、08年の藤川球児に並ぶ球団記録の11戦連続セーブをマークした。
1点リードの9回から登板。先頭の岡島を156キロ直球で空振り三振に斬ると、茂木は141キロのチェンジアップで遊ゴロ。銀次にはこの日最速157キロ直球などで追い込み、最後は140キロのチェンジアップでまたも遊ゴロに仕留めた。
12球団トップの今季20セーブ目を挙げた守護神は「記録のことは知らなかったけど、やっぱりそれだけチームがいい戦いをできていて、セーブを挙げられる機会が多くあるということだと思うので。チームとしてもどんどんいい戦いを続けて、自分自身もしっかり準備していくだけだと思うので、頑張りたいと思います」と話した。
スアレスは5月13日の中日戦(甲子園)からこの日まで11登板連続でセーブを記録した。この間、自責点はわずかに1点。6月8日の日本ハム戦(札幌D)では自己最速の163キロを計測した。今季28試合で防御率0・64と“無双状態”となっている。