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 阪神の青柳晃洋投手(28)が沖縄・宜野座キャンプ第3クール最終日の13日、ブルペン入り。全球種を投げ、実戦を意識した配球で腕を振るなどギアを一段階上げた。

 坂本とバッテリーを組み、58球。「誠志郎(坂本)に配球してもらって本当に実戦を意識して。だんだん良くなってきている」と充実の内容を振り返った。投球後には長く2人で話し込む場面も。「僕は昨年と一緒が嫌だったんで、配球面の話で。CSで打たれましたし、(シーズン)終盤、打たれたというのがあるので。そこを変えていきたいという話をした時に僕だったら高めの使い方。誠志郎だったらインコースの使い方。そういうことをこれからやっていこうという感じ」と向上心の詰まった言葉を交わし合ったようだ。

 今後は15日のシート打撃登板を経て20日の中日戦(宜野座)で初実戦。目指す開幕投手については「開幕投手のためにアピールすることはない。監督が決めること」と表情を引き締めた。

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