◆JERAセ・リーグ 阪神4―1巨人(2日・甲子園)
阪神がエースと4番の活躍で巨人4連戦の初戦を取った。
両チーム無得点で迎えた2回に、先頭・大山が今村のフォークをジャストミート。左翼席に先制の23号ソロを放り込んだ。「何としても先制点が欲しかった中で、自分のスイングができた」と、本塁打王争いでトップの巨人・岡本に1本差に迫り、手応えを口にした。5回には1死満塁から糸井の中前への2点適時打で追加点を挙げた。
投げては初回に通算1500投球回に到達した先発の西勇が安定感抜群の内容を見せた。初回に松原、岡本のヒットで1死一、二塁のピンチを招いたものの、岡本を三ゴロ併殺打に料理。4回も2死から岡本、丸に連続ヒットを許したが、大城を遊飛に抑えた。
8回に先頭・ウィーラーにソロ本塁打を浴びたが、8回を5安打1失点。伝統の一戦の2試合連続完封は逃したものの、8勝目を挙げた。
チームは今季最多タイの貯金4。巨人には11・5ゲーム差を離されているが、伝統の一戦で意地を見せた。
阪神 4 - 1 巨人 [勝] 西勇8勝4敗0S [S] スアレス2勝0敗19S [ホームラン] 大山 ソロ23号
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