
◆プロ野球12球団合同トライアウト(7日)
2006年以来の現役復帰を目指す新庄剛志外野手(48)が7日、12球団合同トライアウトに参加した。1打席目は元広島の平岡敬人投手(25)と対戦し、初球の143キロをはじき返したがニゴロ。元阪神・高野圭佑投手(28)と対戦した2打席目は1度もバットを振ることなく、四球だった。元日本ハム・吉田侑樹投手(26)との3打席目も143キロに反応したが、ニゴロだった。
事前に配布された資料ではポジションに「一塁、三塁、外野手」と明記された新庄氏。シートノックでも三塁に入って軽快な動きを見せた。日本ハムの背番号「1」のユニホーム、赤いリストバンドを着用。打席に立たないときに入る守備では、本来の外野ではなく、一、二、三塁につき、1球ごとにポジションを微妙に変え、他の選手に声もかけた。
新庄氏は日本一に輝いた2006年に日本ハムで現役を引退。10年からはインドネシア・バリ島に拠点を置くなど、球界とはあまり関わらずに引退後の生活を送っていた。だが、昨年11月にインスタグラムで現役復帰を宣言。「1%の可能性があれば必ずできる。今日からトレーニングを始めて、もう一回、プロ野球選手になろうと思います」と、前代未聞の挑戦を始めた。
トレーニングの様子はたびたび、インスタグラムに投稿。4日には阪神時代の同僚で、現DeNAの坪井打撃コーチのサポートを受けたことを明かし「横浜ベイスターズ坪井打撃コーチに教えてもらった瞬間簡単にホームランが打てた!!ありがとう」と記していた。トライアウト前日の6日には「明日袖を通すユニホームが届いたぜ! 心に笑顔が溢れ出した!」と日本ハムの背番号「1」のユニホームを着用することを予告していた。
12球団合同トライアウトは、カウント1―1からの特別ルールで行われ、4打席ほどが予定されている。
◆新庄 剛志(しんじょう・つよし)1972年1月28日、長崎・美津島町生まれ。48歳。89年に阪神ドラフト5位で入団。2001年に日本人初の野手FA選手としてメジャー挑戦し、メッツなどでプレー。04年から日本ハムに3年間在籍し、06年10月に現役引退。日本通算1411試合で205本塁打716打点、2割5分4厘。メジャー3年間では303試合で20本塁打100打点、2割4分5厘。
報知新聞社
3打席目映像観れてないけど新庄さんさすがにフルスイングはキツい感じか?直球に対応はできてるけど
でも足は結構早いし肩はまだまだいいぞ
本当スターだ
#トライアウト