◇セ・リーグ 阪神―広島(2019年8月11日 京セラD)
阪神が3点を8回に逆転に成功した。
マルテ、ソラーテの連打で無死一、二塁のチャンスを作ると、2試合続けて6番で出場した大山が、今村から中堅フェンス直撃の2点適時二塁打。前夜サヨナラ本塁打を放った男の一打で1点差に詰め寄ると、さらに1死三塁とし、途中出場の糸原がフランスアのスライダーを中前に運んで同点。
さらに野間が打球を後ろに逸らす間に三塁を陥れると(記録は二塁打と失策)、その糸原に矢野監督は代走・植田を起用した。ここで打席を迎えた陽川の遊ゴロの間に、植田が勝ち越しのホームに生還した。指揮官の攻めの采配が実を結んだ。