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<阪神6-3中日>◇27日◇甲子園

阪神が逆転勝利で25日ぶりに勝率5割復帰だ。 4番ジェリー・サンズ外野手(32)が、2打席連発となる10号3ランと11号ソロを放つなど大活躍した。

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サンズの良さは、相手の失投を1発で仕留められるところにある。投手というのは、1試合の中で意外に失投が多い。そこを打てるかどうかが大きな違いを生む。6回の本塁打は、その持ち味が出た打席だ。甘く入ったスライダーで、彼の得意とする半速球を見逃さなかった。そこに至る過程も評価できる。カウント1-1からの3球目は、苦手な内角球だったが、しっかりと振り切ってファウルにした。見逃さずに振ることで、相手バッテリーも、続けて内角に投げにくくなる。

打席での所作を見れば分かるが、追い込まれても慌てていない。直球を待ちながら、変化球のタイミングにも合わせられるので、崩れにくいだろう。日本に来る外国人で外角のスライダーを追いかける打者は成功しないが、彼はしっかりと見極めができている点も得点圏で力を発揮できる要因だ。

打線の軸がサンズ、大山、ボーアの3人であることは間違いない。この日は大山が無安打、サンズが1安打だけだったが、誰かが打てば勝てる試合になっている。こういう時こそ調子を落としている打者を早く復調させたい。特に大山は、甘い変化球にも振り遅れていた。タイミングの取り方やバットの出が悪くなっており、打席での迷いもうかがえる。今はバットを前に傾ける構えで臨んでいるが、直球に対して最短距離でヘッドが出ている時はいいが、今は遠回りしている。

4番サンズは継続するのだろうが、これも3番次第だ。陽川のパンチ力は魅力だが、ボールの見極めができず、安定感に欠く。大山が復調すれば、3番サンズ、4番大山、5番ボーアの形が理想だ。(日刊スポーツ評論家)




毎度思うけど今こそ3番サンズ4番大山5番ボーアでええんとちゃうの?



今日の木浪みたいな選手が7.8番にいる選手が強いチームだからな。ボーアも戻ってきたし、今日の打順を一列上げて2番陽川3番サンズ4番大山5番ボーアでもいいんだけど、アンチ大山が打たなくなったらまたうるさくなるから、今のまんまでいいよ。


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