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    3番・近本

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     1勝12敗1分けと苦しむ阪神が、12日の中日戦に「3番・近本」など打線を改造して挑むことが11日、分かった。10日広島戦で今季3度目の零敗を喫し、得点力不足が深刻。矢野燿大監督(53)は11戦連続安打中の近本光司外野手(27)に走者を還す役割を託し、1番には島田海吏外野手(26)を抜てき。左打者との相性が悪い相手エース・大野雄を打ち崩し、難局打開を図る。 

     誰がこの状況を予測できただろうか。昨季12球団最多の77勝を挙げた猛虎が、開幕から5カード14試合を終えて1勝しかできていない。開幕投手予定だった青柳の離脱や、新守護神候補・ケラーの誤算など要因はたくさんあるが、リーグワーストの38得点という打線の不振がその最たるものだろう。

     10日広島戦でも昨季未勝利の遠藤を攻めあぐね、今季3度目の零敗。試合後に矢野監督は「“個々の調子を上げてくれ”と言うだけではダメ。俺らもやれることがあると思う」と言葉を絞り出した。泥沼から抜け出すには、流れをガラリと変えるような思い切った策が必要。その一手が不動のリードオフマンを任せてきた近本の3番起用だった。

     目下11試合連続安打中と好調。9、10日の広島戦でも2戦連続で初回先頭で安打を放った。ただ、それを生還させる打者が今はいない。ならば、誰よりも安打が期待できる選手会長に、還す役割を任せることで活路を開きたい。井上ヘッドコーチも12日からの中日戦に向けて大幅な打線の改造を示唆した。

     「名古屋に行ったら大野雄、柳とエース級ばかりと当たる巡りになっているけれども、そこで殻を破っていかないといけない。上昇気流の風がなかなか吹かないけれども、その風をつくるべく、こちらとしてもやれることはやっていく」

     代役の1番には開幕前に新型コロナウイルス陽性判定を受け離脱した島田を抜てきした。昇格した9日の試合は代打で四球。10日も8回1死で代打起用されると、ボールに食らいついて左前打を放った。出遅れた分、アピール機会に飢えており、井上ヘッドからも「ああいうところで粘って流れを持ってくるようなヒットを打ってくれると、島田自身もチャンスが広がってくる」と高く評価されていた。高山、山本らも初スタメンで起用される可能性がある。

     近本も島田も左打者ながら、きょう対戦する左腕・大野雄は昨季、右打者の被打率・179に対し、左打者は・303。データの後押しもある。通算33試合で防御率1・87、15勝を許す難敵に変わりはないが、新打線で攻略し、何とか上昇気流に乗りたい。(山添 晴治)

    《「3番・近本」昨季6戦負けなし》近本(神)は昨季9月3日の巨人戦と10月5試合の計6試合で3番打者を務め、打率.286、1本塁打、4打点。2度の勝利打点で、チームは4勝0敗2分けだった。なお10月21日の中日戦初回に先制の二ゴロを打って一塁を駆け抜けた際に、右太腿裏の張りを訴え途中交代。以降のレギュラーシーズン3試合を欠場した。

    《大野雄 昨季左打者被打率・303》大野雄(中)の左右打者別被打率は、通算では左打者・264(1657打数437安打)、右打者・227(3356打数761安打)とやや左打者が苦手だが、昨季の22試合に限れば左打者・303(211打数64安打)、右打者・179(319打数57安打)。今季も2試合で左打者・364(22打数8安打)、右打者・156(32打数5安打)で左打者に打ち込まれているのがわかる。




    1番島田で3番に近本か。島田がコンスタントに打ってくれると良いけどな。島田がライトで糸井がレフトやろうから佐藤はサードに回るってことかな?糸原セカンドに戻す感じか?





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    2022年、虎の新オプションや!! 阪神は5日、楽天とのオープン戦(甲子園)に2-8で敗れたが、「1番・右翼」の島田海吏外野手(26)が2安打1盗塁、「3番・中堅」の近本光司外野手(27)が1安打1打点をマーク。矢野燿大監督(53)は機動力アップを見込んだ快足コンビに手応えを示した。相手を惑わす〝足攻め〟で、あっという間に得点を奪う。

    虎の韋駄天のスピードメーターが、プレーボールの合図と同時に振り切れる。「1番・島田」「3番・近本」の快足コンビが機動力をいかし、相手バッテリーを震え上がらせる。2022年の虎の新オプション構想を矢野監督が明かした。

    「島田が(1番に)入ってくれたら、そういう打順も組めるんで。相手にとっても足もあるし、嫌なものになる打線になってくれるかな」

    大敗のなかで、〝足攻め〟という新たな攻撃パターンの輪郭が浮かび上がったのは八回だ。1死二塁から島田が右前打でつなぎ、二盗に成功。1死二、三塁となり、糸原の一ゴロの間に三塁に進むと、近本の中前適時打で2点目のホームを踏んだ。

    2月27日のヤクルト戦(浦添)に続き、1番で起用された試合はこれで2戦連続マルチ安打。50メートル5秒75を誇り、昨季は57試合で8盗塁を決めた。今春キャンプから打撃力も着々と向上中で「もっと嫌らしい打者になれるようにやっていきたい」と力を込め、指揮官も「中身がしっかりあった打撃。球数を投げさせるとか、そういうこともできている。こういう感じでいってくれれば面白い存在になる」と目を細めた。

    背番号53が1番に定着し、昨季30盗塁でタイトル獲得の中野が万全の状態で復帰して2番を務め、そして3番に近本が入れば、一瞬で点が奪える〝快足トリオ〟が完成する。セ・リーグ随一の機動力に加え、昨季チームトップの打率・313をマークした近本の打撃の安定感が得点につながれば、虎の新たなストロングポイントになる。

    矢野監督は「チカ(近本)は1番でも3番でもいけると思う」と適性を分析し、「3番でも積極的に今まで通りいってくれたらいい。出ること、かえすことを極端に意識することなく自分の打撃をしてもらえればかえす打撃になるし、チャンスを広げることにもなる」と期待した。

    チームは2021年に12球団トップの114盗塁を決めただけに、この強みを生かさない手はない。島田も新打順のキーマンとして猛アピールを続けていく。目にもとまらぬ速さで、試合の主導権をがっちりつかむ。(新里公章)







    (阪神ファンが)嫌な(気持ちになる)打線  https://twitter.com/sanspo_tigers/status/1500250429967724544 





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