◆ＳＭＢＣ日本シリーズ２０２３第２戦　オリックス―阪神（２９日・京セラドーム大阪）

　阪神の西勇輝投手がオリックス打線につかまり、４回途中４失点で降板した。

　初回１死から西野を四球で歩かせ１死一塁。森を一ゴロ併殺に仕留めるものの、審判員の協議の結果、ファウルに。岡田監督がグラウンドに出てきて主審と激しくやり取りする場面もみられた。それでも、カウント２―２から外角低めいっぱいにスライダーを投げ込み、見逃し三振に封じた。

　しかし、３回２死一塁ではけん制悪送球で２死二塁となり、西野の右中間を破る三塁打で、先制を喫した。１点ビハインドの４回２死一、三塁では野口に中前適時打、広岡には左前適時打、中川圭に左前適時打と４連打で３点を奪われた。

　自身初の日本シリーズの対戦相手が古巣・オリックスということもあり、登板前日の２８日には「前までの仲間、仲いい人もいる。すごくワクワク、楽しみって感じ。本当に幸せって言葉が大きい」と話していたが、悔しい結果となった。

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