「阪神-ヤクルト」(7日、甲子園球場)
阪神先発の青柳晃洋投手が、5回を投げ8安打5失点でマウンドを降りた。
立ち上がり。初回1死から坂口に一塁線を破る二塁打で出塁を許すと、続く青木には左前適時打を運ばれて先制点を献上。二回には、2死走者なしから8番・サンタナに右翼ポール際へソロを浴びて2点目を失った。
再びピンチを背負ったのは、2点ビハインドの三回だ。1死一塁から青木に四球を選ばれて一、二塁とした。4番・村上には初球、内角へのシンカーを右中間へ運ばれ、痛恨の3ラン。その後も2死満塁の危機を迎えたが、奥川を空振り三振に仕留めて切り抜けた。
この回以降は2イニングを無失点に抑えて追加点は与えず。六回から2番手で馬場がマウンドに上がり、交代となった。前回8月31日の中日戦に続き、2試合連続の五回降板。試合前まで今季ヤクルト戦は、4試合に先発して3勝0敗、防御率2・03と好相性だったが、この日は燕打線を抑えることができず先発としての役目を果たせなかった。