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<阪神7-3広島>◇2日◇甲子園

阪神近本光司外野手(26)が1番打者の役割を果たし、勝利を呼び込んだ。3安打に加え、四球と敵失で全5打席出塁して3得点。先頭打者で4度出塁し2盗塁も決めた。投手に圧力をかける仕事ぶりに「負けている流れだったので、しっかり得点というのを意識しながら塁に出られたのはよかった」と納得の表情だ。

3回と5回は、ビハインドの状況から先頭で打席を迎えた。いずれも外寄りをセンター方向にはじき返して出塁すると、2番糸原の打席で盗塁、クリーンアップがかえして生還する理想の攻撃を生み出した。6回にも遊撃への内野安打で出塁すると、佐藤輝の適時打で7点目のホームを踏んだ。「左中間に返す意識で入っている」と3安打ともにセンター方向。逆らわないバッティングで4安打を放った4月18日以来、今季2度目の猛打賞となった。

1番打者としてのこだわりは得点だ。開幕前、こう語っていた。「塁に出ることだけじゃなく、しっかりかえってくることが仕事だと思う」。この日は今季自身最多タイの3得点で任務を果たし、「うれしいですね」と喜んだ。

開幕直後に19打席ノーヒットなど低空飛行が続いたが、上昇気流に乗ってきた。井上ヘッドコーチは「1番は流れを左右するかじ取りみたいなもん。これからはチカ(近本)がきっちりかじ取りしてくれると思うよ。そういうきっかけにしてほしいね」と首位固めを引っ張る復調を期待した。エンジン全開の5月。近本が打てばさらなる白星量産が期待できる。【林亮佑】




近本が第2のヒーローやね もちろん試合を決めたのはテルやけどどういう形であれ近本が全打席で出塁すれば点が入る



ヒーインは、近本とサトテル! 全打席出塁、二盗塁、三得点! 近本が出るといろいろ楽しい試合になる! #阪神タイガース


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