◆練習試合 広島―阪神(9日・マツダ)
阪神の新外国人、ジョン・エドワーズ投手(32)が、5点ビハインドの7回から登板。打者5人に5四球を与え、予定の1イニング持たずに降板した。
先頭の5番・メヒアにストレートの四球。メヒアの代走・上本の盗塁失敗で1死となり、右腕も落ち着くかと思われたが、安部にも四球で出塁を許した。長野、田中広にも連続四球で1死満塁。会沢には3ボール2ストライクとしたが、6球目の直球が大きく外れて押し出し。たまらず矢野監督がベンチを飛び出し、投手交代を告げた。
リリーフした谷川が犠牲フライの1点のみに抑えたため、エドワーズは1/3回で2失点。この日の26球のうち22球が直球で最速149キロを計測したが、制球が一向に定まらなかった。昨季限りで退団したジョンソンに代わる新セットアッパーとして、今季の8回を任せる見込みだが、開幕前に大きな不安の残るマウンドとなった。