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 阪神で通算349本塁打を誇り、2軍監督(2016~17年)も務めた掛布雅之氏(67=野球解説者)が27日に大阪市内でe―Taxキャッシュレス納付の推進イベントに参加し、3年目を迎える阪神・佐藤輝明内野手(24)に「50本塁打」を期待した。

 「今年大きく飛躍しないと。これからの野球人生にとって凄く大きな1年になる。凄く大切にしないといけない。佐藤の成績がチームの成績に直結すると思う。大山と2人でどう機能するか。巨人V9時代の“ON”のように、大きな2本の柱ができれば、中長期なチームづくりが楽になる」

 右翼が主戦場だった過去2年と違って今季からは三塁に固定される方針。「三塁を守る左の強打者」は3度の本塁打王に輝いた現役時代と同じで「そうそう。50本ぐらい打ってほしい」とうなずいた後、「村上(ヤクルト)、岡本(和=巨人)も同じサード。3人でホームラン王争いをするシーズンになれば、盛り上がる」と熱望した。

 13年ぶりに復帰した岡田彰布監督(65)とは1985年にともに強力クリーンアップを形成して日本一に貢献した間柄。05年を最後に遠ざかるリーグ優勝へ向けた手腕発揮にも太鼓判を押した。

 「あの85年は打撃のチームと言われるが、優勝するチームは守れるチーム。岡田監督は同じ考え方をしている。守り勝つ野球を大切にしていくと思う。昨秋も守りの意識を高めるようにやっていた。(選手の)意識は変わっていくと思う」

 今春キャンプは過去2年に比べて新型コロナ対策の制限が緩和。OBや解説者もグラウンドに降りることが可能になり、「(キャンプは)後半に行く。タイミングを見て。あまり迷惑はかけられない」と再会を心待ちにした。

 キャッシュレス納付も体験。「簡単にできる。ビックリした」と実感し、「まずはタイガースが勝って、大阪の経済が盛り上がること。それが一番。ぜひ“アレ”に向かっていってほしい」と18年ぶりの歓喜を待ち望んだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/41938dc1b7fec45e956415469af706f43e987a17 
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