◇セ・リーグ 阪神―DeNA(2020年7月11日 甲子園)
阪神先発の西勇は6回1/3を6安打無失点。119球の熱投で勝利投手の権利を持ったまま降板した。
初回、2回と走者を許しながらもゼロで切り抜けると、2点の援護をもらった3回は1番・梶谷を外角チェンジアップで空振り三振。乙坂も内角スライダーで空振り三振に抑えると、前の打席で安打を打たれていたソトに対しても146キロシュートで空振り三振。3者連続三振でリズムに乗った。中盤の5回は2死一、三塁のピンチを背負ったが再びソトを空振り三振に抑え、渾身のガッツポーズも飛び出した。6回もテンポよく3者凡退に抑えた。しかし疲れが見え始めた7回は先頭の伊藤光に左翼線二塁打を打たれると、1死から大和には四球を与えて、ここでバトンを岩崎に渡した。
中5日で臨んだマウンドは自身今季初となる有観客試合。「ファンの方々が球場に見に来られるようになったのはうれしいことですし、見に来てくれる方々のために、チームのためにもいいパフォーマンスを出したい」と闘志を燃やしていたが期待に応えてみせた。これで開幕から4試合連続のクオリティースタートを記録。エースらしい快投が光った。
西勇輝「ありがとう!!」#Tigers https://t.co/5rMxnevIrZ