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 ◇オープン戦 阪神5-3西武(2021年3月17日 メットライフD)

 規格外のパワーと対応力で、球界の話題をさらっている阪神・佐藤輝。データを並べてみると、その凄さがより際立つ。

 ☆主な新人のオープン戦本塁打 阪神のシーズン新人最多本塁打記録は69年田淵幸一の22本。法大からドラフト1位で入団しオープン戦では2本塁打だったが、シーズンでは22本塁打し、新人王に輝いた。新人のシーズン最多本塁打は59年桑田武(大洋)と86年清原和博(西)の31本。大卒の桑田はオープン戦2本塁打、高卒の清原は14試合で本塁打0だった。58年長嶋茂雄(巨)はオープン戦で7本塁打、シーズンでも29本塁打でともに本塁打王。新人のシーズン本塁打王は2リーグ制後、長嶋しかいない。なお、プロ野球記録の868本塁打をマークしている王貞治(巨)は59年に早実から入団。高卒ながら5本塁打したがシーズンでは7本塁打だった。

 ☆オープン戦6本塁打以上 13年の柳田(ソ)の6本以来8年ぶりで、阪神では10年の鳥谷以来11年ぶり。ドラフト制後の新人では72年の佐々木恭介(近鉄)の5本を抜き最多記録となった。佐藤は10試合で6本塁打。このペースを143試合制に換算するとシーズン85・8本塁打となる。佐藤輝は現在、オープン戦本塁打トップ。阪神の選手がオープン戦本塁打王になれば、4人が4本で並んだ17年の高山以来4年ぶり。新人のオープン戦本塁打王はドラフト制後初となるがどうか。

 ☆オープン戦3戦連発 19年の陽岱鋼(巨)以来2年ぶり。阪神では04年の金本知憲以来17年ぶり。新人に限ると前記の佐々木、99年相川良太(オ)に続く3人目だが、左打者では佐藤輝が初めてだ。なお、新人のシーズン最多連続試合本塁打は58年森徹(中)と前記の桑田が記録した4試合連続となっている。

 ☆阪神 65年以降でオープン戦のチーム最多本塁打は71年、前記の田淵で9本。以下、71年カークランド、90年岡田彰布ら4人が7本、66年山内一弘、77、78年掛布雅之らが6本記録している。阪神で過去にオープン戦で6本塁打以上した選手は全員シーズンで2桁本塁打をマーク。佐藤輝はどこまで迫ることができるか。ちなみに2リーグ制後、新人の開幕戦本塁打は14年西浦(ヤ)まで過去12人いるが、阪神で達成した選手はまだいない。 




【ブレないデイリー】今日の一面 阪神ドラ1佐藤輝10戦6発 ミスタ-新人記録王手OP戦6号を自賛「一喜一憂せず」 記事はコチラ→ https://www.daily.co.jp/tigers/2021/03/18/0014159995.shtml  #タイガース #阪神 #阪神タイガース #ブレないデイリー pic.twitter.com/to3LQthWWr



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