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 「広島10-3阪神」(6日、マツダスタジアム)

 阪神が広島相手に投壊10失点で大敗を喫した。また、打線は8試合連続3得点以下で、1桁安打。いずれも球団のワースト記録を更新する結果となった。

 試合は序盤から広島のペースで進んだ。先発は岩貞。二回、一塁に入った中谷の失策で先制点を失うと、三回には鈴木に2ランを浴びた。岩貞は4回4安打4失点で今季初黒星。

 「追い込んでからの決め球を決めきれず、詰めの甘さが失点につながってしまいました。常にランナーを背負う投球になってしまい、昨日の良い流れを生かすような投球ができず、チームに申し訳ないです」

 さらに3連打で2点を返した直後、藤川が松山、会沢に2本の本塁打を浴び、追い上げムードが消沈した。藤川の1イニング2被弾は、2002年10月6日・ヤクルト戦(甲子園)の三回(稲葉・岩村)以来、実に17年ぶり2度目。続く六回には3番手の尾仲も、鈴木にこの日2本目となる3ランを献上した。

 この日も4本塁打を浴び、チームは開幕から8試合で40失点、13被弾。巨人、広島と上位チームとの6連戦で、現状は苦しい戦いを強いられている。また、打線は左足薬指の骨折を押して出場する梅野が、今季チーム初の猛打賞と孤軍奮闘。八回には福留が中越え本塁打を放ち、節目の通算1000打点を記録した。

 7日の第3戦は西が先発する予定。大敗の流れを断ち切り、カード勝ち越しを決めたい。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190406-00000114-dal-base

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