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 「阪神春季キャンプ」(3日、宜野座)

 2022年の“開幕投手”に大抜てきや!阪神・及川雅貴投手(20)が、今季初の対外試合となる8日の練習試合・日本ハム戦(宜野座)に先発することが3日、決まった。矢野監督が元阪神・井川慶氏のように、歴史に名を残すような投手になれると太鼓判を押す高卒3年目左腕。新庄BIGBOSSの目の前で快投を見せ、開幕ローテ入りに前進する。

 朝から雨が降り続いた第1クール最終日。予定していたシート打撃が中止となり、一騎打ちの戦いも水に流れた。8日・日本ハム戦の先発は村上か、及川か。今年初の対外試合。首脳陣で協議した結果、将来性豊かな“井川2世”に決まった。

 既に通達されたとみられる左腕は「しっかりバッターをイメージしながらやっていきたいなと思います」と気合十分だ。昨季は中継ぎとして39試合に登板し、防御率3・69と成長の階段を上った。今季は自ら先発挑戦を希望。このチャンスを逃すわけにはいかない。

 高卒3年目で初参加の1軍キャンプでは右打者への内角直球、カーブの精度向上、チェンジアップの完全習得など多くの課題と向き合っている。一つのテーマとして「右バッターに対してどうストライク先行していくか」を掲げ、初日から投げ込んでいる。

 この日はブルペンで100球の投球練習。キャンプ初日は感覚が悪かったが「今日はすごい良いボールが良い感覚で投げられました」と手応えは上々で、投球練習が終わった際には、矢野監督からカーブの修正ポイントを指摘された。

 上半身が突っ込むことで腕が振り遅れてしまい、ボールが抜けてしまって曲がりも小さくなってしまう。昨年の交流戦ではソフトバンク・柳田から同球で空振り三振を奪った。指揮官は「すごく幅が広がる」とカーブの有用性を説明し、及川の未来を思い描いた。

 「俺らの頃は井川とかおったけど。阪神の中でも歴代に名を残せるような、そういうピッチャーになっていける素材であると思う」

 指揮官から第1クールの投手MVPに選ばれた20歳。「今、順調にきています」と仕上がりの良さを実感している。将来は沢村賞に輝いた大エースのように-。まずは2月8日。猛アピールする。




"井川2世"やなくて、"及川一世"になれ! 阪神・及川よ、井川2世になれ 矢野監督が“開幕投手”大抜てき!8日の日本ハム戦先発 #SmartNews  https://www.daily.co.jp/tigers/2022/02/04/0015034680.shtml 



ビッグボスと対決(・ω・) 阪神・及川「柳田カーブ」でローテ獲り!矢野監督が第1クールMVPに指名、8日の日本ハム戦先発へ(スポニチアネックス)  https://news.yahoo.co.jp/articles/327ae349c52dae55abb38f69204ae1d8bcea2066 


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