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 ◇セ・リーグ 阪神6―1巨人(2020年10月5日 甲子園)

 8月19日以来の4番で先発した阪神・大山悠輔内野手(25)がライバル、岡本の目の前で中越え24号決勝2ランを放ち、本塁打数で並んだ。4番での一発は8月10日DeNA戦以来、約2カ月ぶり。高橋、近本とお立ち台に上がった。

 4番起用を告げられた時の心境を聞かれると「言われたのではなくて、白板に書いてあるのであれですけど」と、まずはひと笑い。「でも、やることは変わらないので、しっかりチームが勝てるように、頑張ろうと思って試合に臨みました」と力強く話した。

 本塁打王争いでついにリーグトップの岡本に並んだことには「今日の試合が一番なので。数ももちろんあるんですけど、まずはチームの勝利、(高橋)遥人の援護ってところなので、勝ち越しのホームランというところが自分の中では一番大きく思ってます」ときっぱり。3安打4出塁と文句なしの4番の働きだった。




白板に4番サードに自分の名前を見つけた時の大山は目に炎を宿してそう。今の大山はそういうタイプ。



白板「大山くん、今日4番やで」 大山「ファッ!?」


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