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 「阪神1-5広島」(20日、甲子園球場)

 やられっ放しのまま終わるわけにはいかない。完封負けを阻止する得点を挙げた阪神・近本。猛虎打線を目覚めさせることはできなかったが、敗戦の中で9試合ぶりのマルチ安打と頼もしい姿を見せた。

 5点ビハインドと劣勢の雰囲気でも勝利への執念は最後までなえなかった。九回1死無走者で迎えた第4打席。ここまで1安打無失点の好投を続ける九里が投じた高め141キロシュートを右前に運んだ。

 何とか反撃しようと、放った意地の一打。続く代打・原口の中前打で二塁に進むと、糸井の右前適時打で生還した。

 ノーヒットノーラン危機を阻止したのも、近本のバットだった。六回2死無走者の場面。チーム初安打となる右翼線を破る二塁打で出塁し、チャンスメークした。

 8日の広島戦以来となる複数安打で打率・284。「意識していないと言えばウソになる」と話していた初の打率3割にも希望をつなぐ。もう苦悩している時間はない。止まることなく、前に進み続ける。




一矢報いるのと完封負けとでは、チームの空気も違ってきますから。 阪神近本、意地のマルチ安打で完封負けを阻止  https://www.nikkansports.com/baseball/news/202010200001111.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp 



おは朝のスポーツ、小幡の好守備と藤川の復帰登板と近本のマルチで相変わらず勝ったかのような魔編集


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