プロ野球解説者の高木豊氏が21日、自身のユーチューブチャンネル「高木豊 Takagi Yutaka」を更新し、18日に都内で開かれた12球団監督会議で、阪神・岡田監督がセ・リーグのDH制とタイブレーク導入に反対したことについて自身の意見を語った。
岡田監督は会議後、DH制導入に関して「俺はずっと反対。監督が楽すぎる。打順をシャッフルしたりね、ピッチャーが(打席に)回ってくるとか来ないとか、そういう醍醐味(だいごみ)がないよな」と反対の意を示した理由を説明している。
高木氏は岡田監督の野球観について「駆け引きが好きな人だよね」と推察しつつ、野手目線では「チャンスが増えるから」とDH制導入を歓迎する選手の方が多い可能性を示した。
また、タイブレークについては西武の松井監督が「国際大会はタイブレーク。サッカーのワールドカップはPKがある。国際野球に近づけるという意味では、そういうことも考えなければいけないし、白黒つける意味でも必要なのかな」とし、阪神・岡田監督は「勝率勝負だから引き分けも戦略のうちかなとは思う」との考えを示している。
高木氏は「岡田監督の言っていることに一理ある。勝率で戦っているのであって、勝敗で戦っているわけじゃないから。俺は個人的に岡田監督の意見に賛成」と語りつつ、「DH制には反対だけど、駆け引きがみたいから」として、タイブレーク制の導入に関しては賛成の立場を取った。優勝決定方式に関しても「勝率じゃなくて、勝敗で決めた方がいいと思う」との考えも示した。
また、日本ハム・新庄監督が示した12球団シャッフル案についても「ひとつの案としては面白い」との感想を述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/15a31caef1408a42446d7c890bea41dc2f20ac30
動画情報
高木 豊 Takagi Yutaka より。
https://www.youtube.com/@takagiyutaka4045
高木豊氏「俺は岡田監督の意見に賛成」セ・リーグのDH制導入反対に関して タイブレークは反対の立場