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〝菊池王朝〟を打倒せよ――。阪神・和田豊二軍監督(60)が中野拓夢内野手(26)にゴールデン・グラブ賞奪取を厳命した。

「侍ジャパンシリーズ2022」の戦いを終え、阪神秋季キャンプ(高知・安芸)に合流した中野は岡田新監督の意向を受け二塁へのコンバートに挑戦中。個別メニューでも二塁の守備位置に就き、連日ノックを受け続けている。アマ時代も含めセカンドの経験はあっただけに動きは軽快そのもの。「しっかりやっていかないとスタメンで試合に出ることはできませんから」と日々意欲的な姿勢で取り組んでいる。

 そんな中野の特守に寄り添ってアドバイスを送っていたのは和田二軍監督。15年オフに一軍監督職を辞して以降は背広組としてチームを支えてきたが、岡田新政権の発足に伴い今秋から7年ぶりにタテジマのユニホームを身にまとうことになった。現役通算で1739安打をマークした和田二軍監督はGG賞を3年連続(1992~94年)で受賞した二塁守備の名手だ。「中野の二塁守備? もともと経験はあるわけだし(ノックの)数を受けて再び慣れていけば問題ないと思うよ。俊敏性も高いし十分にやれるはず」と背番号51の二塁適性にも太鼓判を押す。

 和田二軍監督は87年から91年までGG賞セ・二塁手部門を5年連続で受賞していた正田耕三(広島)から同賞を奪い取った経緯もある。「調べてくれたの?」と照れ笑いを浮かべつつも「中野もGG賞を受賞するだけの能力は十分にあると思うし、狙っていってほしい。それぐらいの気持ちで臨んでもらわないとね。菊地から奪いとってほしいよ」。

 平成末期から令和にかけての同賞セ・二塁手部門は菊池涼介(広島)が10年連続で独占。〝王政打倒〟経験者の一人として菊池の牙城をそろそろ崩してもらいたいとの思いも強い。

「そこに4年連続もいるよ」と和田二軍監督が指をさした先には平田ヘッド(84~87年=遊撃部門)の姿があった。来春の沖縄・宜野座キャンプでは同球団OBの赤星憲広氏(01年、03~06年、08年=外野手部門)、鳥谷敬氏(11年、13~15年=遊撃部門 17年=三塁部門)を臨時コーチとして招聘するプランを岡田監督は構想中だ。

 5年連続でリーグワーストの失策数を記録している阪神だが、新監督の下、続々と再集結しつつある虎レジェンドコーチ陣の力で「守備王国」の復活を目指す。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ed9a5bf30f9a9297d9f87e9a8258726ed02f1d8e


阪神・近本光司が2年連続2度目のGG賞 梅野、中野はともに2位 外野部門で島田にも1票  https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2022/11/14/kiji/20221114s00001173393000c.html  #スマートニュース



確かに今年阪神が優勝してりゃGGは中野になってたまであるな 自身の成績、常連不在、チームの優勝と全てが噛み合って良かったよ


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