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 阪神・藤浪晋太郎投手(26)が9日、甲子園での練習後、プロ9年目で初めて開幕投手を務める26日のヤクルト戦(神宮)に向けた思いを語った。7日に矢野燿大監督(52)からLINEで通達される-というイマドキな方法だったが、この日改めて直接、伝えられた。虎の将来も見越した大役を務め、藤浪世代でチームを引っ張る。

■「ただただ驚いた」

 伝え方はイマドキでも、その重みは伝える側も受け取る側も、何ら変わることはない。矢野監督が藤浪の開幕投手を明言してから一夜明け、本人が甲子園での練習後に率直な思いを明かした。

 「驚きしかなかったですね。開幕というのは自分の中でまったくといっていいほど頭になかったので。ただただ驚いたっていうのが一番です」

 第一報は1軍本隊が福岡に遠征していた7日に届いた。甲子園での残留練習を終え、スマホを手にとると、矢野監督からLINEでメッセージが届いていた。「帰ってから詳しく話すから、とにかく(開幕投手を任せるという)事実だけ」が書かれていたという。

■「お前たちの世代で強いタイガースを」

 開幕投手の通達といえば、監督室に呼ばれて厳かな雰囲気で…と思いきや“内示”はシンプルでスピーディーだった。そしてこの日、改めて対面して伝えられ、さらに背筋を伸ばした。

 「きょう、お会いさせていただいたんですけど『開幕でいくから』と。『大山がキャプテンをやったり、近本が選手会長をやったり、お前たちの世代で強いタイガースというのを、お前たちの世代でなっていってほしい』と」

 藤浪を含め木浪や北條らも1994年生まれ。矢野監督も「(西)勇輝がチームを引っ張っていくというところに変わりはないけど、俺らが日本一になるためには、プラスアルファが絶対に必要だと思うんで」と改めて説明し「あいつ(藤浪)の成長と、チームの日本一、また強いタイガースを作るという意味も含めて、開幕投手というのを指名した」と続けた。

■「チームの顔、責任もある」

 神宮でのヤクルト戦といえば、藤浪にとって2013年3月31日にプロ初先発した舞台。くしくも同じマウンドで、9年目で初の大役を担う。

 「やっぱりチームの顔だと思いますし、責任ももちろんある」

 さっそく自覚を口にした。藤浪世代が先頭に立って強い虎になる。26日のマウンドで、将の期待に応えてみせる。(新里公章)




晋太郎、初めての開幕投手期待しとるで😃👍 西の喘息やらあったけど、矢野監督 が開幕投手に指名したんは、期待の証や😃👍 阪神 開幕投手は藤浪晋太郎 #Yahooニュース  https://news.yahoo.co.jp/pickup/6387175 



阪神開幕投手青柳か秋山かと思ったけど藤浪でビビった 矢野監督は藤浪を信頼しているんだな!


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